教育基本法改変

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想像してみてください。
自分の子供の通信簿に「愛国心が少し不足しているようですね。夏休みには日本を作った偉い人の伝記などをたくさん読んで、あなたがこの国に生まれたことを感謝する気持ちを持ちましょう」なんて書いてあったりして、

お母さんお父さんへの通信欄には「愛国心の欠如は、不安定な子供を作ります。日本の社会不安を助長しているのはあなたの責任だと言うことを自覚してください」などと一言

そして参観日では「そういうアフリカ臭のきつい服や鞄で着飾って、大切な愛国心教育を担っている教育現場に来ていただいては困ります。ほかの親御さんも迷惑します」
蔑んだような目でにらまれて、お小言をいただく。

そういえば今度の運動会では、子供たちは必ずゼッケンに日の丸の旗をおうちで縫いつけてもらうことって、通知が来るそうです。そしてもちろん運動会を見に来るお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも各自一振りずつ日の丸の旗を持ってくるようにとのこと。持ってこない人は観戦できないだって。ん?日の丸の旗?市役所の横の御用文房具店で買えますってか・・

さて、どうしたもんでしょうね?

僕は戦後教育を受けて育った人間の一人で、かつての日本の政府が行った愛国心-日の丸-君が代教育の下に、太平洋戦争で先代たちが行った暴虐の限りを一つの事実として聞き知っております。愛国心という言葉を使うときに、われわれの国にはそういった背景が色濃く残っていることを、ぬぐい去ることの出来ない事実として認識しなくてはいけません。

愛国心、ごもっともなお話しです。美しい国ですか? あなた方に言われるまでもなく知っております。

最近特に思いを強くするのですが、われわれの住む日本は成熟した市民社会とはほど遠いよなということです。知らない間に湧いて出てきた新総理大臣が、愛国心教育を前面にして教育基本法を改変し、次は憲法9条にねらいを定めている。オイオイちょっと待ってくれや・・て感じです。
でも建前的には、日本は市民社会ですよね。民主主義国家ですよね。上記のような日常風景が繰り広げられるようなことがあってはいけないですよねぇ。

誰も竹槍を持って国会に突入しようなんていいませんが、せめてこういう方向性を持った恐ろしい政権を、未熟にしても誰か別の市民社会を理解する政権の担い手にバトンタッチさせるように、次の選挙で貴重な一票を入れることは最低限やらなっくっちゃといけないな思っています。

有名なこの本はつい最近読んだのですが、戦争を遂行した先の政権がやって来たことがたいへんよくわかる内容です。
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この記事へのコメント

2006年12月19日 11:09
まったく同感です。郷土を愛することは自然なことかもしれませんが、それは法律で決められることではないと思います。特に、日本の歴史を考えたとき、国を愛する心が極端に偏り、戦争という誤った道に進んでしまったのですから。
あの戦争に対する反省の態度もなく、教育基本法を変え、防衛省にし、そして共謀罪や憲法改定とくれば、「また日本が戦争できる国にしようというのか」と怪しまざるをえません。
教育基本法の関連法を巡り、これから具体化してくるでしょうが、今後も注意しましょう。

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